Case Study

現場力を喚起する

グループ展開事例 - 医薬品製造業

海外子会社を含む連結ベースの予算編成、予実管理、為替シミュレーションを実現

海外子会社を含む連結ベースの予算編成と予実管理に活用している事例。

本社では、まず喫緊の課題であった連結予算集計に取り組み、その上で、為替変動の影響分析、前回集計時との比較分析など、これまで以上に綿密な分析をしたうえでの報告を可能としました。

事業部においては、予算編成にまず適用して連結予定原価計算の可視化をはかった後、予実管理向けのシステム構築、製品別損益の把握といったテーマに順次取り組んでいます。

下図は事業部のアプリケーション全体図です:

導入効果

  • 連結予算集計に要する期間を1/2に短縮。
  • 連結ベースの予定原価計算をシステム化。仕向地別の一気通貫利益ベースで予実管理。
  • SAP・用友など、親会社・子会社の会計システムから、異なる科目/組織体系のデータをグループ標準ベースに変換しつつ取り込み。いつでもどこからでも最新の情報を参照できる。
  • 各子会社では、自社勘定科目ベースでデータを入力/照会できる一方、グループ標準科目体系に変換したベースでも照会可能。
  • 取引通貨/報告通貨別の予実データにもとづく為替レート変更シミュレーション、当年為替レートベースでの対前年比較など、為替要因の分析を可能に。
  • 連結製品群別利益算出のための配賦計算等、管理会計に求められる計算処理を容易かつ迅速に実行。

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